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特定外来生物(植物) オオキンケイギクについて

更新日:2023年05月17日

人吉市内で、特定外来生物(植物)「オオキンケイギク」が確認されています。家庭内などでオオキンケイギクを見かけましたら、除去してください。ご協力をお願いします。

 

オオキンケイギク(人吉市内で撮影)の写真です

 

オオキンケイギクとは

北アメリカ原産のキク科の植物で1880年代に観賞用、緑化用に導入されました。しかし、強靭な繁殖力で密集して生える性質から、周辺の在来植物を駆逐してしまうため、2006年に特定外来生物の指定を受けました。
開花期は5から7月、高さは30から70センチメートル程度で黄色い花をさかせます。多年草で路傍、河川敷、路線際の日当たりの良いところに生育します。根が発達して、そこから繁殖する。種は側面に薄い羽があり、風に飛ばされやすくなっています。

オオキンケイギクの防除方法(個人敷地内の場合)

花の部分と地下茎を除去します。種ができないうちに刈り取るか、根から完全に引き抜き、その場で広げないように2から3日天日にさらすなどして完全に枯死させ、ビニール袋などに密閉して可燃ごみにだしてください。
また、オオキンケイギクが生えていた場所の土には種が含まれている可能性があるため、土の移動によって種を広くまいてしまわないようにしてください。

特定外来生物とは

海外起源の外来種で、生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものとして外来生物法で指定されている生物のことをいいます。

特定外来生物の取り扱い

飼育、栽培、保管及び運搬などが原則禁止されており、被害が生じる場合(または生じるおそれがある場合)は防除を行うこととなっています。野外に定着してしまうと、生態系や人の生命・身体、農林水産業へ影響を及ぼし、取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があります。

罰則

上記に違反した場合、個人の場合3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。

環境省九州地方環境事務所ホームページより

オオキンケイギクが侵入した時の説明画像、旺盛な繁殖力で、他の植物の生育場所を奪ってしまう。餌にしていた植物が無くなると動物もいなくなる可能性もある 環境省九州地方環境事務所ホームページより

 

 

 

 

 

 

 

 

 


詳しい情報は、次のホームページまたはチラシをご確認ください。

 

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この記事に関する問い合わせ先

人吉市 市民部 環境課 環境衛生係

電話番号:
【代表】0966-22-2111 (電話交換から担当部署におつなぎします)

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