定住自立圏構想とは
定住自立圏構想とは、地方における大幅な人口減少や急速な少子化・高齢化の進行が見込まれる中、地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、地方圏への人の流れを創出するため、一定の要件を満たす「中心市」と「近隣市町村」が、それぞれの魅力を活用して、相互に役割を分担し、連携・協力することにより、圏域全体に必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進する取組です。
定住自立圏を形成するための手続き
1.中心市宣言
定住自立圏を形成しようとする中心市の要件を満たす市が、連携する意思を有する近隣市町村の意向に配慮しつつ、地域全体のマネジメント等において中心的な役割を担う意思等を記載した『中心市宣言書』を作成し、公表します。
2.定住自立圏形成協定
中心市宣言を行った市が、住民生活等において密接な関係を有する近隣市町村との間で、議会の議決を経た上で、1対1で「定住自立圏形成協定」を締結し、人口定住のために必要な生活機能を確保するための相互の役割分担を決めます。
3.定住自立圏共生ビジョン
中心市が、生活機能確保の役割を担う民間や地域の関係者、圏域住民で構成する「圏域共生ビジョン懇談会」での検討を経て、協定締結した近隣市町村との協議の上、「定住自立圏共生ビジョン」(おおむね5年を想定)を策定し、圏域の将来像や、具体的な取組内容及びその成果を決めます。
詳しくは総務省ホームページよりご確認いただけます
人吉市による中心市宣言について
定住自立圏構想の中心市宣言を行いました。
平成26年3月24日の第1回市議会定例会閉会後に、人吉市長が、定住自立圏構想に伴う「中心市宣言」を行い、圏域において中心的な役割を担う意志を表明しました。