第三セクターの経営評価等(令和6年度公表分)について
「人吉市行財政経営検討委員会」では、本市の第三セクター(3社)について、毎年、経営評価等を行っていただいております。
この度、今年度の経営評価表等(第三者の評価)がまとまりましたので、下記のとおり公表します。
これまでの経営評価表等については、下記「第三セクター等の改革」の「人吉市行財政経営検討委員会」の項目以降に掲載しております。
第三セクター等の改革
取組の背景
財政健全化法の全面施行
将来負担比率への一定額算入
連結財務書類の公表
貸借対照表での投資損失引当金計上
第三セクターの経営状況の悪化
本市が関係する第三セクター個別の問題
投資損失引当金とは
引当金とは、将来の特定の支出や損失に備えるために、貸借対照表の負債の部に繰り入れられる金額をいいます。
投資損失引当金については、新地方公会計制度実務研究会報告書(平成19年10月)の260.から265.(162ページから163ページ)に示されています。
以下のリンク先は、総務省ホームページ内のPDFファイルです。
第三セクターの定義と検討範囲
総務省指針での定義
地方公共団体が出資又は出えんを行っている一般社団法人及び一般財団法人並びに会社法法人
設置条例の定義
市が資本金、基本金その他これらに準ずるものを出資してる法人
検討範囲
- くま川鉄道株式会社
- 球磨焼酎リサイクリーン株式会社
- 球磨川くだり株式会社
第三セクターとは
国や地方公共団体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)の共同出資によって設立される事業体を第三セクターといいます。
3社を抽出した根拠
- 健全化判断比率のうち、将来負担比率算入の対象団体(平成21年度時点)
- 本市が筆頭株主
- 本社、事務所が本市に所在
- 市長ローカルマニュフェストによるもの
健全化判断比率とは
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」(通称:財政健全化法)に定めるもので、以下の4つからなります。
- 主に一般会計の赤字をみる実質赤字比率
- 全会計の赤字をみる連結実質赤字比率
- 年間の借金返済額をみる実質公債比率
- 借金残高などをみる将来負担比率
これらの4つの比率を総称して「財政健全化4指標」とよばれています。
それぞれの比率については、人吉市の財政状況 第3章財政健全化法から見た財政状況に示されています。
過去の決算について
- 平成29年度の決算
人吉市の財政-平成29年度決算 - 平成30年度の決算
人吉市の財政-平成30年度決算 - 令和元年度決算
人吉市の財政-令和元年度決算 - 令和2年度決算
人吉市の財政-令和2年度決算 - 令和3年度決算
人吉市の財政-令和3年度決算 - 令和4年度決算
人吉市の財政-令和4年度決算-
人吉市行財政経営検討委員会
人吉市行財政経営検討委員会は、本市が基本金その他これらに準ずるものを出資している法人の将来に亘る経営の健全化に関し必要な検討を行う委員会であり、大学教授や企業経営者による5人の委員で構成されています。
平成21年度の委員会の活動
提言について
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
第三セクター3社が令和2年7月豪雨で被災したことを考慮し、第三者による経営評価を中断しておりましたが、令和4年度から再開しました。なお令和4年度公表分から、第三セクター等経営健全化方針を策定している第三セクターについては、第三セクター等経営健全化方針に基づく取組状況についても併せて公表します。