男女共同参画社会とは
平成11年6月施行 男女共同参画社会基本法より
男女共同参画社会とは
男女が、対等な社会の構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会
基本法-五つの理念
1.男女の人権の尊重
男女の個人としての尊厳を重んじましょう。男女の差別をなくし、「男」、「女」である以前 にひとりの人間として能力を発揮できる機会を確保していきましょう。
2.社会における制度又は慣行についての配慮
固定的な役割分担意識にとらわれず、男女がさまざまな活動ができるよう、社会の制度や慣行のあり方を考えていきましょう。
3.政策等の立案及び決定への共同参画
男女が、社会の対等なパートナーとして、いろいろな方針の決定に参画(注意)できるようにしましょう。
(注意)物事を決める場に「参加」するだけでは不十分。決定に至るまでの相談や議論の場から加わってこそ「参画」です。
4.家庭生活における活動と他の活動との両立
男女は共に家族の構成員。お互いに協力し、社会の支援も受け、家族としての役割を果たしながら、仕事をしたり、学習したり、地域活動をしたりできるようにしていきましょう。
5.国際的協調
男女共同参画社会づくりのために、国際社会と共に歩むことも大切です。他の国々や国際機関とも相互に協力して取り組んでいきましょう。