(写真)室内で採取したクロバエキノコバエ
クロバエキノコバエ
特徴
- 成虫は体調1ミリメートルから2ミリメートルで黒色、黒褐色。
- 大量に発生すると不快に感じられますが、刺すなどの人への健康に害はありません。
- 年間を通して最も発生しやすいのは梅雨の時期ですが、秋ごろに発生する場合もあります。
- 1日の間では、夜明けから午前10時ごろまでが大量発生する時間帯で、その後は飛び回らなくなることが多いようですが、気候によっては1日中飛び回ることもあります。
- 発生源は畑、プランター、野山などの腐葉土等と言われていますが、現在のところ特定はされていません。
- 白などの明るい色のもの(壁など)に集まりやすい傾向があります。
対策
クロバネキノコバエは生態に関して不明な点が多く、駆除することが難しい虫です。屋内への侵入防止に努めてください。
- 窓やドアの締め切り、換気扇の自粛、サッシの目張りなど。
(注意)室内を締め切る際は、熱中症などにご注意ください) - 侵入経路となる窓やドアの横に扇風機を設置する、網戸やサッシへの殺虫剤の噴霧など、屋内への侵入を防止する。
ユスリカ
特徴
- 姿は蚊に似ていますが、刺したり、血を吸ったりはしません。
- 幼虫は溝や泥の溜まった水溜り、河川、湖沼など水中で生息し、特に富栄養化の進んだ湖沼では、春や夏季になるとユスリカが大発生(蚊柱)することがあります。
- 富栄養化の進んでいない普通の川や池沼、あるいは清流に住むものも多くいます。
- 蛍光灯の明かりなどに集まる習性があるため屋内に侵入することもあります。
対策
-
雑草やたまり水の除去、側溝の掃除などの発生源をなくす。
- 網戸や玄関に虫よけの薬剤を使用、紫外線を出さない照明器具や紫外線をカットするシートを窓に貼るなど、屋内への侵入を防止する。
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