妊婦のRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)はどんな予防接種?
●赤ちゃんは胎盤やへその緒を通じて抗体の一部を受け取って生まれてくると言われており、このことを「母子免疫」といいます。妊婦の方が、RSウイルスワクチンを接種することで、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた時からRSウイルスに対する予防効果を得ることができるワクチンです。
●対象者:接種時点で、妊娠28周0日から36週6日までの妊婦の方が対象です。
◆ 厚生労働省~RSウイルスワクチンについて~(外部リンク)
RSウイルス感染症とは
●RSウイルス感染症ってどんな病気?
RSウイルス感染症は、RSウイルスに感染することによって起こる呼吸器の感染症です。軽い風邪のような症状から重い肺炎の症状まで様々です。RSウイルス感染症は、新生児や乳幼児においてはウイルス性の風邪の主な原因のひとつであり、ほぼすべての新生児・乳幼児が2歳までに感染するとされています。4日から6日の潜伏期間(症状のない期間)の後、発熱、鼻水などの上気道炎の症状がみられるようになります。生まれてから6カ月以内の赤ちゃんの免疫は未熟であり、RSウイルスに感染すると重症化することがあるため注意が必要です。2歳未満児の約4人に1人は入院していると報告されています。
●RSウイルス感染症の治療
- RSウイルス感染症に対する治療法は確率されていません。そのため、症状をやわらげる対症療法や呼吸を助ける治療が主体です。
- 呼吸困難が強いなどの重症の場合は入院し、酸素投与や人工呼吸器で対応します。
●RSウイルス感染症の特徴
- 小さなお子さんが(新生児や乳幼児)が感染すると重症化する可能性があります。
- 約70%の乳幼児では、発熱、鼻水などの上気道炎の症状が数日続いた後、快方に向かうと報告されています。
- 約30%の乳幼児ではその後、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を引き起こして重症化し、強いせきやゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難の症状がみられるといわれています。
接種までの流れ
注)令和8年3月31日までに親子(母子)健康手帳交付を受けた方、令和8年4月1日以降に親子(母子)健康手帳の交付を受ける方で取り扱いが異なりますのでご注意ください。
令和8年3月31日までに母子手帳交付を受けた方
- 妊娠28週が近づいたら、市内産科病院(愛甲産婦人科医院 または 河野産婦人科医院)に予防接種の予約をし、『RSウイルス予診票』と『ワクチン説明書』を産科窓口で受け取る。
- 接種日に「親子(母子)健康手帳」「マイナ保険証」を持って行き、予約した医療機関で接種する。
- 接種医療機関から、接種記録を親子(母子)健康手帳に記載してもらう。
令和8年度4月1日以降に母子手帳交付を受けた方
- 保健センターで母子手帳交付の際に『RSウイルス予診票』と『ワクチン説明書』を受け取る。
- 妊娠28週が近づいたら、市内産科病院(愛甲産婦人科医院 または 河野産婦人科医院)に予防接種の予約をする。
- 接種日に「RSウイルス予診票」「親子(母子)健康手帳」「マイナ保険証」を持って行き、医療機関で接種する。
- 接種医療機関から、接種記録を親子(母子)健康手帳に記載してもらう。
人吉市外の産科病院でワクチンを接種する場合
●市内産科病院以外でワクチン接種をする場合、保健センターで事前手続きが必要です。詳しくは、保健センターまでお問合せください。
