目的
新型コロナウイルス感染拡大や令和2年7月豪雨災害による休館の影響もあり、来館者が減少している状況の中、鉄道資源を核とした地域経済循環分析を行い、戦略に基づく事業展開により、MOZOCAステーションが災害からの創造的復興の拠点となることを目指す。
活用した事業
地方創生に向け‟がんばる地域”応援事業
参考:地方創生に向けて”がんばる地域”応援事業(外部リンク)
実施期間
令和4年7月1日から令和5年2月28日
事業概要
1 地域経済循環分析
人吉・球磨地域の地域経済(基本構造、被災前後の施設利用数、鉄路の乗客数、観光客動向等)を分析し、鉄道関連資源と他の観光資源の相関関係を分析しました。
2 ワークショップの開催
地域経済循環分析の結果を踏まえて、MOZOCAステーションの収益向上に向けた具体的・現実的な取り組みをまとめました。
3 戦略の策定
地域経済循環分析やワークショップを元にMOZOCAステーションの活性化に向けた戦略を策定しました。
上記1から3の事業を取りまとめた報告書
鉄道資源を核とした地域経済循環分析・戦略策定業務委託〜MOZOCAステーション868盛り上げ大作戦〜報告書(PDF 約3MB) (PDF 2,750KB)
今後の展望
1 事業完了後の展開
令和5年以降、成果品である「MOZOCAステーション盛り上げ大作戦」を具現化するため、民間活力(ノウハウ、投資等)を取り入れた管理運営方法へ移行準備を進め、企画提案の募集等により、指定管理者を選定します。令和6年4月以降は新たな管理運営方法による新生MOZOCAステーションをスタートさせ、人吉市復興計画(後期)の取り組みを推進します。2 期待される効果
JR肥薩線及びくま川鉄道の豪雨災害による運休の中であっても、MOZOCAステーションを拠点として人々が動き、集い、交流することにより、域内外での経済循環が拡大し、MOZOCAステーションが復興のシンボルとなります。