人吉市は、令和2年7月3日夜中から4日朝方にかけて降り続いた豪雨により、球磨川の本流や支流が氾濫し、多くの市民の尊い命と財産を奪い、これまでに経験したことがない未曽有の被害を受けました。
災害から1日も早く復旧・復興するためには、市民・地域・行政等が一丸となって復旧・復興に取り組む必要があります。
人吉市では現在、生活基盤の早期復旧と今後の復興に向けた取り組みをまとめた「人吉市復興計画」の策定を進めています。
その復興計画の基本的な考えや取り組みの方向性を示す「復興基本方針」を策定しました。
復興の将来像(復興ビジョン)
~希望ある復興を目指して~
球磨川と共に創る みんなが安心して住み続けられるまち
復興の基本方針
復興ビジョンを支える基本方針を次の3項目とし、復旧・復興に力強く取り組みます。
- 安心・安全な地域づくりに向けた復興
今回の経験を生かした防災減災の取り組みを推進し、災害に負けない、安心・安全な地域づくりに向けた復興を目指します。
- 未来への希望につながる復興
この地域の自然、歴史、文化をこれからも大切にしながら、単に元の姿に戻すだけではなく、人吉をさらに発展させ、未来への希望につながる復興を目指します。
- 市民一丸となって取り組む復興
これからも、ここに生きる喜びと誇りを感じ、人と人との絆が広がっていくように、市民一丸となって人吉らしい復興を目指します。
復興に向けての3つの柱
災害から復旧・復興に当たっては、次の3つを柱として関連施策を推進します。
- 被災者のくらし再建とコミュニティの再生
- 力強い地域経済の再生
- 災害に負けないまちづくり