鍛冶屋町通り 街なみ環境整備事業
鍛冶屋町は、人吉の城下町として計画的に配置されました。町職人には、人吉城主の相良氏から名字を与えられ、士格は足軽待遇の同心でした。
道に面して仕事場があり、巧みの技で出来た道具を買い求めに訪れる人々で、道筋は賑わっていたと思われます。間口6間に奥行き約30間の屋敷割りで60番までの地番があり、今でも屋敷の形態と地番は字図でうかがい知ることが出来ます。
歴史的街なみや建造物等は、わが国の伝統的都市が長い時間をかけて培った2度と創出されることのない文化遺産であり、地域の伝統文化や環境文化を次世代に伝えるとともに、これらを育む場でもあります。
このため、人吉市では鍛冶屋町通り地区の歴史的街なみを保全・整備し、併せて居住環境の向上を図り、市民が愛着と誇りを持てる個性的で魅力のある市街地の形成を図ることを目標としています。
鍛冶屋町街なみ環境整備促進地区