風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、感染後2~3週間の潜伏期(症状がない時期)を経て、発疹、発熱、リンパ節の腫れが見られます(明らかな症状が見られないこともあります)。
妊婦が妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、赤ちゃんが目や耳、心臓などに障がいをもって生まれる可能性があります(先天性風しん症候群)。
先天性風しん症候群を予防するためには、風しんに対する免疫を持っていることが重要です。妊娠を希望する方やその同居家族、妊婦の同居家族に対する風しんの抗体検査事業(県)・予防接種費用助成(市)を実施していますので、ご活用ください。
風しん抗体検査事業(熊本県実施) ~風しん抗体検査が無料で受けられます~
- 妊娠を希望する女性とその配偶者などの同居者
- 風しんの抗体価が低い(HL抗体価で16倍以下相当)妊婦の配偶者などの同居者
風しん予防接種費用の助成(人吉市実施) ~予防接種費用を助成します~
- 熊本県が実施する「熊本県風しん抗体検査事業」において、予防接種が必要と判断された方
- 過去の風しん抗体検査において、風しんの抗体価が低かった(HI抗体価が16倍以下相当)方のうち、妊娠を希望する女性の方及びその配偶者(事実婚を含む。)などの同居者(注1)
- 過去の風しん抗体検査において、風しんの抗体価が低かった(HI抗体価が16倍以下相当)方のうち、妊娠している女性の方の配偶者(事実婚を含む。)などの同居者(注1)
- 人吉市風しん予防接種費用助成申請書兼請求書 (PDF 100KB)
- 予防接種を受けた医療機関の領収書(金額と予防接種名が記載されたもの)
- 受取希望の口座情報がわかるものと印鑑
- 風しん抗体価が低いことを示す書類(以下のいずれか)
- 対象者1に該当の方・・・熊本県風しん抗体検査事業の風しん抗体検査結果通知書の写し
- 対象者2に該当の方・・・妊娠を希望する女性の抗体検査(妊婦健診など)において風しんの抗体価が低かった(HI抗体価が16倍以下相当)ことが分かる書類と、同居者の場合は同居者の風しん抗体価が低かったことが分かる書類
- 対象者3に該当の方・・・同居している妊婦の風しん抗体価が低かったことがわかるもの(母子健康手帳など)と、同居者の過去の抗体検査において風しん抗体価が低かった(HI抗体価が16倍以下相当)ことが分かる書類