令和7年3月26日(水曜日)、循環型社会の形成と2050 年ゼロカーボンシティの実現に向けた、行政・住民・事業者が一体となった取り組みを推進するため、サントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社、サントリーホールディングス株式会社)と「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました。

 この協定により、家庭から排出され市が分別収集した使用済みペットボトルは、新たなペットボトルとして生まれ変わります。

 

ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定締結式の写真

 


 

協定によるメリット

 従来のペットボトルの主なリサイクル先は、衣類の繊維や食品トレイなどに再生利用されていました。一度、ペットボトル以外の物に再生利用されると、ペットボトルに戻ることはできず、最終的に焼却処分をおこなうこととなり、数回でリサイクルの輪がとぎれてしまっていました。

 サントリーグループとおこなう水平リサイクルでは、新たな化石由来原料を必要とせず、全てのペットボトルを100%新たなペットボトルとして何度でも再生することができ、化石由来原料から新たにペットボトルを製造する場合と比べ、CO2 の排出量を約60%削減することができるなど循環型社会を目指すために適した方法となっています。

 

ペットボトルリサイクルの画像。詳しくは本文をご確認ください。

 

ペットボトルの分別にご協力ください

  • 「ボトルtoボトル」によって100%新たなペットボトルに生まれ変わるためには、家庭から排出するペットボトルをきれいな状態にして出していただくことが不可欠となります。
  • ペットボトルの資源ごみとしての出しかたに変更はありませんので、ラベルとキャップを外し、ボトルをすすいでから資源ごみとして出してください。

 

ペットボトルの分別の仕方。詳しくは本文をご確認ください。