受診について
時間外受診を控えましょう
休日・夜間(診療時間外)において、軽症の患者さんの救急医療への受診が増加し、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたすケースが発生しています。また、休日・夜間は医療機関に支払われる医療費も高く設定されており、窓口負担も高くなります。受診の際には平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。
急な病気やけがで心配になったら小児救急電話相談を利用してみましょう
お子さまの急な病気の場合には、小児救急電話相談の利用を考えましょう。
小児科の医師や看護師からお子様の症状に応じた適切なアドバイスが受けられます。
小児救急電話相談
電話番号 #8000(しゃーぷ はっせん)
(注)ダイヤル回線、IP電話、ひかり電話の場合は、096-364-9999
平日:午後7時から翌朝8時まで
土曜日:午後3時から翌朝8時まで
日曜・祝日:午前8時から翌朝8時まで
重複受診はやめましょう
同じ病気で複数の医療機関を受診することを重複受診といいます。重複受診は医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬によりかえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。今受けている治療に不安などがあるときには、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。
頻回受診はやめましょう
同じ病気で同じ医療機関を受診する回数が過度に多いことを頻回受診といいます。頻回受診をしていると毎回の受診で再診料が発生し、医療費が高くなります。また、診療を繰り返すため、医療機関での治療時間が増え、救急搬送や急病人の治療に支障をきたす恐れがあります。
薬について
お薬手帳を活用しましょう
薬は飲み合わせによっては副作用が生じることがあります。お薬手帳を1冊にまとめて活用することで、医師や薬剤師が、すでに処方されている薬と重複がないか、飲み合わせが悪くないかを確認します。また、薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。
ジェネリック医薬品へ切り替えましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、厚生省により新薬(先発医薬品)と効き目や安全性などが同等であると認められた医薬品です。新薬に比べ開発費用が少ないため、新薬よりも低価格で提供することが可能です。ジェネリック医薬品の処方を希望する際は、医師や薬剤師に相談しましょう。
リフィル処方箋とは
リフィル処方箋とは、症状が安定している患者さんについて、医師が長期処方が可能と判断した場合に同じ薬を最大3回まで繰り返しもらうことができる処方箋です(投薬量に制限のある医薬品や湿布薬には利用できません)。医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減できるメリットがあり、結果として医療費の適正化につながります。ご希望の場合は、かかりつけ医にご相談ください。