日本遺産認定継続のお知らせ
人吉球磨地域の日本遺産については、平成27年(2015年)の認定から6年が経過したことから、文化庁による認定継続の審査が行われた結果、日本遺産認定が継続されることとなりましたのでお知らせします。
日本遺産人吉球磨の概要
タイトル
相良700年が生んだ保守と進取の文化〜日本でもっとも豊かな隠れ里-人吉球磨〜 (平成27年度(初年度)認定)
ストーリーの概要
人吉球磨の領主相良氏は、急峻な九州山地に囲まれた地の利を生かして外敵の侵入を拒み、日本史上稀な「相良700年」と称される長きにわたる統治を行った。その中で領主から民衆までが一体となったまちづくりの精神が形成され、社寺や仏像群、神楽等をともに信仰し、楽しみ、守る文化が育まれた。同時に進取の精神をもってしたたかに外来の文化を吸収し、独自の食文化や遊戯、交通網が整えられた。保守と進取、双方の精神から昇華された文化の証が集中して現存している地域は他になく、日本文化の縮図を今に見ることができる地域であり、司馬遼太郎はこの地を「日本でもっとも豊かな隠れ里」と記している。
申請者:人吉球磨10市町村
構成文化財:59件
日本遺産の認定継続制度について(令和3年度から開始)
認定後6年を経た地域が対象となり、実績報告に基づく総括評価と今後3年間の日本遺産活用の計画(新たな「地域活性化計画」)を元に文化庁の有識者委員会が認定継続を審査。
人吉球磨地域の日本遺産認定継続の結果について
審査結果:認定継続
評価委員会の総合評価
- 災害復旧の過程を新たな価値創出と地域文化創造の機会にしようとする計画となっている。
- ビジョンの実現に向け、日本遺産とそのストーリーに対する地域の誇りを、より強化・醸成することにつながる取組をすることが望ましい。
人吉球磨日本遺産の公式サイト等も合わせてご確認ください
下記のリンクよりご確認いただけます。
「人吉球磨日本遺産公式WEBサイト(人吉球磨日本遺産活用協議会)」(外部リンク)
YouTubeサイト「日本遺産人吉球磨【公式】(人吉球磨日本遺産」(YouTubeリンク)
「人吉球磨で出会える日本遺産(人吉球磨観光地域づくり協議会)」(外部リンク)
追加情報
この記事には外部リンクが含まれています。
カテゴリ内 他の記事
- 2022年10月1日 人吉城跡の見学について
- 2023年3月11日 委教施第126号 人吉城歴史館被災文化財(古文書等)修復業務委託...
- 2023年3月11日 委教施第129号 人吉城歴史館被災文化財(駕籠・女乗物)修復業務...
- 2023年2月7日 カルチャーパレス周辺図
- 2023年2月7日 カルチャーパレスの利用について
- 2023年2月7日 カルチャーパレスの写真及び施設概要
- 2023年2月7日 カルチャーパレスご利用の手続きについて
- 2023年2月7日 カルチャーパレス客席図
- 2022年8月1日 人吉城歴史館
- 2022年6月1日 『ひとよし歴史研究』第23号販売について