新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(1月8日)
昨日、政府において、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県(1都3県)を対象に緊急事態宣言が行われました。
首都圏を中心に、新規感染者が過去最多を記録し続け、医療提供体制もひっ迫してきていることから、これまでの対策から更に強い措置が求められる状況となっています。
本市においても、新型インフルエンザ等対策特別措置法(新型コロナウイルス対策特別措置法)の規定に基づき、すでに任意で設置していた人吉市新型コロナウイルス感染症対策本部を、特措法に基づく対策本部へ移行しました。
熊本県、及び本市においては、今回の緊急事態宣言による措置を講じる必要がある区域ではありませんが、熊本県のリスクレベルが12月14日に6段階の上限となる「レベル5」に引き上げられたまま現在も継続されており、県内感染者数も拡大傾向が続いています。これまで以上の感染拡大を防ぐための強い警戒が必要です。
このことから、改めてのお願いです。
引き続き、市民の皆さまにおかれましては、コロナウイルス感染症を正しく理解していただき、密閉、密集、密接の3密をさけ、マスクの着用やこまめな手洗いといった基本的な感染防止対策を引き続き実践していただきますようにお願いします。
会食の際には、熊本県が作成されている「会食時の感染リスクを下げる4つのステップ」を実践したうえで、5人以上の会食や長時間に及ぶ飲食を控えるなど、感染リスクを下げる取り組みの徹底をお願いします。
飲食店等、営業施設については感染防止対策が講じられていない場合は利用を控えてください。
外出については、不要不急の外出、3密のある場所及び、感染が流行している地域への移動は控えてください。(熊本県が公表している感染流行都道府県(外部リンク))やむを得ない場合は、感染防止対策を徹底し、3密を確実に避ける行動をお願いします。発熱やかぜの症状がある場合は、外出を控えてください。
本市では市民の皆さまのご理解、ご協力をいただきながら感染防止に向けた取組みを続けてまいりましたが、感染症拡大と同様に、感染者や関係者に対する差別や偏見、不当ないじめが懸念されています。
感染症は誰もがかかる可能性がある疾患です。うわさ話や不確かな情報に惑わされて感染された方やそのご家族、医療関係者等の皆さまが差別や偏見で苦しまれないよう、引き続き市民の皆さまの理性と思いやりのある行動を心からお願いいたします。
人吉市長 松岡隼人
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