子宮頸がんワクチンについて
子宮頸がんワクチンについて
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、平成25年(2013年)6月から、積極的な勧奨を一時的に控えていましたが、令和3年(2021年)11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、原則、令和4年4月から、ほかの定期接種と同様に、個別の勧奨を行うこととなりました。
これにより、平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子を対象に公費で接種ができるようになりました。人吉市では対象の方に予診票等をお送りします。
子宮頸がんについて
子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。子宮頸がんは、若い世代の女性のがんで多くを占めるがんです。日本では毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,800人の女性が亡くなっています。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、毎年約1,200人います。
ワクチンの効果とリスク
HPVワクチンは子宮頸がんを起こしやすい種類の感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の50%から70%を防ぐことができます。
多くの方に、接種を受けた部位の痛みや腫れ、赤みなどの症状がおこることがあります。詳細については、下記に添付してある、リーフレットをご確認ください。
対象者
- 小学校6年生から高校1年生相当の女子
- 平成9年度生まれから平成17年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日から2006年4月1日)の女性
(HPVワクチン接種を逃した方)
接種費用
無料(公費負担)
標準的な接種間隔
サーバリックス(2価)
初回接種後1か月の間隔をあけて2回目、初回接種から6か月以上あけて3回目を接種
ガーダシル(4価)
初回接種後2か月の間隔をあけて2回目、初回接種から6か月以上開けて3回目を接種
シルガード9(9価)(令和5年4月から開始)
【2回接種の場合】
小学6年生から15歳未満(15歳の誕生日の前日まで)の期間に1回接種して6か月後に2回目接種
【3回接種の場合】
1回目接種から2か月後に2回目接種、6か月後に3回目接種
子宮頸がんワクチン 9価ワクチンについて接種期間
- 12歳となる年度の初日から16歳となる年度の末日まで
- 平成9年度生まれから平成17年度生まれの対象者は令和4年から令和7年3月までの3年間
平成18年・19年度生まれの方は令和7年3月末まで
接種をご希望の方は、スケジュールに余裕をもって計画を立ててください。
リーフレット
小学校6年生から高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)
小学校6年生から高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(PDF 約1MB)
HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会をご提供します。(お知らせ)
平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女性の方へ(PDF 約5MB)
追加情報
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