川の水質(平成29年度ほか)について

更新日:2018年8月6日

 

球磨川の風景写真です人吉市内を流れる川の水質検査の結果をお知らせします。

この水質検査は、水質状況を監視するために毎月実施しています。

平成29年度の検査概要

 市内の主要な12河川の18地点で検査しています。
 各検査地点のBOD(75%水質値)と大腸菌群数(平均値)を「生活環境の保全に関する環境基準」(国の環境基準)で評価しました。
 環境基準は「BOD」等を含めた5つの数値で基準が決まりますが、わかりやすいように個別の基準値を満たしているかで評価・分析しています。

表:検査表
検査地点BOD大腸菌群数
鳩胸川(石野公園橋)AA C
胸川(蓑野橋)AA C
胸川(大手橋)AA C
山田川(三高橋)AA B
山田川(出町橋)AA C
万江川(高橋)AA B
万江川(万江川橋)AA C
永野川(永野橋)AA C
鹿目川(戸越橋)AA C
御溝川(合ノ原町)AA C
御溝川(宝来町)AA C
浪床川(七地町) A C
草津川(草津橋)AA A
寒川(義人橋)AA B
球磨川(西瀬橋)AA A
こさで川(宮ノ谷橋)AA B
こさで川(本谷川)AA B
こさで川(才田代橋)AA B

※環境基準はAAからEまで6段階の評価基準があります(AAがもっともきれいな水質です)。
※75%水質値:環境基準値と比較して水質の程度を判断する時に用いる値。全データをその値の小さいものから順に並べ0.75×n番目(nはデータ数)のデータ値。
※「球磨川(西瀬橋)」については、国土交通省の速報値のデータから

検査結果からわかること

BOD値について

 平成29年度の水質検査結果では、河川水質の主要な指標であるBOD(75%値)において、検査した18地点のうち17地点で国の環境基準の一番良いAA基準(簡易な浄水処理で飲み水とできる程度)を達成しています。そのほか、1地点でA基準(ヤマメが生息する程度)を達成しており、良好な水質であるといえます。

大腸菌群数

 大腸菌群数(平均値)に着目すると、環境基準の数値を超過してしまっている(評価が低い)地点が多くなります。
 環境基準値のA基準(ヤマメが生息する程度)が2地点、B基準(アユが生息する程度)が6地点、C基準(コイ、フナ等が生息する程度)が10地点となり、低い基準の地点が多くなります。
 これらは再生肥料や未熟堆肥などの影響が考えられます。

きれいな川を未来へ

みなさんも身近な川の水質に関心をもっていただき、水質を向上させるような生活や取組をしてください。

詳しい検査結果

※生活環境の保全に関する環境基準 AAからEまで6段階の基準があります。
生活環境の保全に関する環境基準(PDF 約58KB)

検査項目の説明

表:検査項目の説明一覧
 項目内容 
pH(水素イオン濃度指数)  溶液中の水素イオンの濃度。pH7が中性で、それより数値が小さくなると酸性、大きくなるとアルカリ性です。特殊な例(温泉など)を除いて河川水等の表流水は中性付近のpH値を示します。
BOD(生物化学的酸素要求量)  河川水中の汚染物質(有機物)が微生物によって無機化あるいはガス化されるときに必要とされる酸素量のこと。この数値が大きくなれば、その河川の水中には汚染物質が多く、水質が汚濁していることを意味します。
SS(浮遊物質量)  水中に浮遊している物質の量のこと。一定量の水をろ紙でこし、乾燥してその重量を測ることとされており、数値が大きいほど水質汚濁が著しいことを示します。
DO(溶存酸素量)  水中に溶けている酸素のこと。汚染度の高い水では溶存する酸素量は少なくなりなり、きれいな水ほど酸素は多く含まれます。水温が急激に上昇したり、藻類が著しく繁殖するときには過飽和となります。 溶存酸素は水の自浄作用や水中の生物にとって必要不可欠なものです。
大腸菌群数  大腸菌及び大腸菌と性質が似ている細菌の数のこと。水中の大腸菌群数は、し尿汚染の指標として使われます。

追加情報

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お問い合わせ

市民部 環境課 環境衛生係
電話番号:0966-22-2111(内線2711)
ファクス番号:0966-24-9536この記事に関するお問い合わせ