人吉市の地域の特色を活かした活性化策となる「地域再生計画」が地域再生法に基づく計画として認定されました。
地域再生法は、地方創生関連として政策効果の最大化を図るため、地方創生の理念等を定めた「まち・ひと・しごと創生法」の成立時に改正されました。この度の認定は、改正された地域再生法に基づく第1号認定となります。詳細については、以下のとおりです。
1 認定授与式等
1月22日(木曜日)、総理大臣官邸において認定授与式及び意見交換会が開催され、田中人吉市長が出席しました。
意見交換会では、石破大臣や他の認定団体との意見交換を行い、認定授与式では安倍内閣総理大臣から認定書を授与されました。
2 本市提案の名称
「地域資源を活かした人吉ハラール促進区を実現するための地域再生計画」
具体的取組
- 東南アジアからの誘客強化
- ハラールフードと球磨川下り等の地域資源を組み合わせたハラールツーリズムの商品開発や誘客に向けた海外のプロモーション活動を行う。
ハラール対応拠点環境整備事業
- ハラール対応セントラルキッチンの形成と周辺環境整備の実現に向けて人吉中核工業用地において用地造成等の環境整備等を行う。
ニューツーリズム確立のための地域資源魅力向上事業
- 地域資源の一つである肥薩線及びくま川鉄道沿線の鉄道施設保全や情報発信拠点施設の多言語対応設備等充実を行い、ニューツーリズム拠点として機能向上を行う。
詳しくは下記へ
3 今後について
今回の地域再生計画の認定を受けたことで、新たに創設される予定の「地域再生戦略交付金」をはじめとした国の支援制度の活用が可能となります。各種支援制度の活用を進め、本市の更なる地域の活性化と安定した雇用の創出を図ります。
地域再生法に基づく認定制度とは、地域の再生のための自主的・自立的な取組を総合的かつ効果的に支援するため、地方公共団体が提案する地域再生計画について内閣総理大臣が認定し、国は認定を受けた計画に基づく事業に対し、特別な支援措置を講じる制度です。